自炊をしながら、のんびりと湯治を楽しんでみませんか?

温泉旅館の、天ぷらや刺身といった料理はもう飽きた、というあなた。
自炊をして温泉を楽しみましょう。

自炊?面倒くさくない?

そんなことありません。
自炊なら、自分の好きなものを自分の好きな時間に食べられるのです。
地元の商店をのぞいてみましょう。その土地にしかない食材があるはずです。
おいしそうな総菜があれば、それも買って、さぁ自炊。

お酒を買うのも忘れずに
ビール1本と、あとは地酒地酒。
地元でしか手に入らない地酒を探しましょう。

夕食を食べながら地酒の飲みくらべというのも面白いかも。
旅館やホテルではできない楽しみが、自炊の宿にはあるのです。

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自炊宿はレジャーの味方

最近は空の冷蔵庫が備えられている宿も多くなりましたが、「とりあえず飲み物が冷やせます」程度の冷蔵庫ばかりです。
これでは氷は作れません。作れても製氷皿ひとつ分くらい。
真夏の海水浴には、ペットボトル氷をガンガン作って持って行きたいものです。
自炊宿ならペットボトル氷を作れます。
これまで見てきた自炊宿の冷蔵庫は、どれも家庭用サイズのものでした。
しかも、家庭の冷蔵庫のように余計な冷凍食品が入っていないので、冷蔵庫が広い広い。
わたしは釣りが趣味なのですが、自炊宿はいいですよ。
食事の時間を気にせず、釣りが楽しめます。
そして、自分が釣った魚を調理して食べることができるのです。
「釣ってきた魚も調理してあげますよ」という宿もありますが、わたしはこれまでに「これを調理してください」と調理場に堂々と持って行けるような魚を釣ったことがありません。
素人釣り師は、自炊宿で楽しめばいいのです。

持って行くとよいもの

素人釣り師のわたしでも、たまーに、刺身サイズの魚が釣れることがあります。
刺身を作るのなら、切り口はスパッと切りたいものです。
ところが、わたしの包丁さばきの腕が足りないのか、宿の包丁の切れ味が悪いのか、うまく刺身が作れないことが多いのです。
料理にこだわるのなら、ぜひ、マイ包丁を持参しましょう。
自炊の宿は自炊よりも湯治が目的なので、包丁の切れ味よりも温泉の泉質にこだわっているところが多いようです。
かさばるものでもないので、携帯できるアウトドアナイフがあるといいかもしれません。
やはり包丁は、切れ味が命。
これは、わたしの経験です。

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自炊宿いろいろ

自炊宿といっても、昔ながらの自炊専門の湯治宿からマンションタイプのコンドミニアムまで、様々なタイプの宿があります。

自炊専門の湯治宿

共同の厨房か、各部屋に台所があります。
湯治が目的という宿ですので、「泉質は地域1番」という宿が多いようです。

食事付き、自炊が選べる温泉旅館

一般的な1泊2食付きもありますが、自炊用の厨房が設けられており、自炊にも対応されています。

温泉付き貸別荘

一戸建て、もしくは連棟です。温泉は各部屋に引かれているか、センターハウスの温泉施設を使用します。
各部屋に温泉が引かれているのであれば、湯船は狭くても新鮮な温泉を常に独泉することができますね。

温泉付きコンドミニアム

マンション型式の貸別荘です。貸別荘と同じく、温泉は各部屋に引かれているか、センターハウスの温泉施設を使用します。